長野県東御市八重原(旧北御牧村)
東御市の南西の八重原台地の上、東に浅間山、南に蓼科山を臨むとても豊かな環境です。
八重原用水。蓼科山を源流とし、稲作のためにだけ江戸時代に引かれました。ミネラルを豊富に含んだ清らかな水は病害虫の発生を防ぎ、美味しいお米に不可欠です。
日本国内でも稀にみる降水量の少ない土地です。
そのおかげで病害虫が出にくく、土の中の有機物がしっかり保持されるため、全国でも農薬・化学肥料の使用量が非常に少ない土地です。
台地特有の気候により昼夜の気温差が大きくなります。
それにより稲は夜間しっかり休むことができ、お米に潤い、粘り、美味しさを与えています。
強粘土地帯でお米の特A産地です。
粘土質は多くの肥料をしっかり抱え込み稲に必要不可欠な養分、ミネラルをしっかり与えます。
ワラ、モミガラ、堆肥などの有機物がしっかり田んぼに入っています。
それらはお米の香り、甘みとなります。
モミ貯蔵というお米が生きている状態での保管により、お米の良い品質を維持しています。
また、玄米は低温保管しておりますので味・質ともに安心です。
「長野県原産地呼称管理制度」とは長野県産の農産物と農産物加工品のうち、特に味と品質が優れたものを認定する制度です。最大の特徴はその厳しい認定基準。認定米は、栽培における農薬や化学肥料の使用を制限したうえで、精米の品質を認定基準に基づき審査し、お米の専門家からなる審査委員による厳しい官能審査(食味など)に合格したものだけが認定されます。認定米の美味しさや品質を保つために、籾または玄米の状態で保管していますので、注文をいただいてから精米し美味しいお米を皆様の食卓にお届けします。
GAPとは「適正農業規範」「農業生産工程管理手法」とも呼ばれる農業管理の手法のひとつで、農産物や生産者への危害要因を検討し、適切な管理を行うことで農産物の安全などを確保することを目的にしています。私どもの農園は平成20年12月このJGAP認証農場に認定され、JGAPの手法を導入することにより、農場管理の適正化を図り安全な農産物を皆様に提供することとともに、環境の保全までを実現するべく日々作業に取り組んでおります。
エコファーマーとは、平成11年に施行された「持続性の高い農業生産方式の導入に関する法律」に基づき、土作りと化学肥料・化学農薬の使用の低減を一体的に行う農業生産を計画し、知事の認定を受けた農業者をいいます。私どもの農園では平成20年にエコファーマーの認定を受けました。
対象とする農産物の認証基準は、堆肥などを施用して土作りを行ったほ場において、下記の方法で生産した農産物をいいます。